2007年09月15日

今宵はガバいじり!

前回の記事でエアガンは良いのが出て来てるって書いたばかりなのだが、まさにその1つと言いたくなる様なのがまた出る。

マルイからブローバックでデトニクスが出ると雑誌広告で見てビックリ!これは欲しいっ!
ブローバックのガバは何度かいじった事があり、かなり安定しておりゲームでも安心して使えるなっと思っていたのだが、それが更に小さくなるとあってはちょっと食指が動かぬ訳がない。

元々予備火器にマルシンのモナカタイプガスガンのデトニクスを買おうかと探していたところだったのに、ブローバックと来たらもうかなりヤバいっしょ。
(8mmデトニクスはモトより眼中になかったけどね)
45口径は大陸では結構ポピュラーだったそうで、よく馬賊の頭目とかがガバを愛用していたそうだ。
かの有名な45口径モーゼルってのも弾の入手が容易だからこそ製造された経緯がある位だし。
まあ勿論時代考証的には40〜50年ほどずれているが、まあそこはそれ大覧把がお抱えの銃職人に小型化をさせたのが偶然後のデトニクスに酷似していたっつう事にして私は懐に隠し持ちたいと思う。

何でもノーマルガバのマガジンも使えるとか。こういうちょっとした互換性とかって大好きだな。
同じメーカーの同じ銃でも設計年度の違いでマガジンに互換性がなかったりってのが当たり前の玩具界にあって、こういう前に購入した財産が有効活用出来るってのはポイント高い(といってもマルイガバはコッキングしか持ってないが・・・)。
ちょうどマルシンのブローバックモーゼルを買った時に感じた「固定ガスのマガジンが使えたらナア・・・」というのがかなり強くあっただけに私的にはこの1点、高く評価する。
グリップ下からマガジンが顔出してるのって、ちょっとアンクルタイプ(知ってるかな?)っぽいしね。

・・・待ち遠しい限りだが、それまで我がストックホルスター付コッキングガバでも弄っていよう。
posted by 紅中兵 at 02:52| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

韓国エアガン事情覗き見

去る8月中旬に半島に行って来た。短い時間であったのでほとんどスケジュールをこなすのが精一杯であったのだが、なんとかわずかな時間を確保して市場に突入、向こうの最新エアガン事情をチラ見して来た。
何とか時間が出来ていざエアガン調達へ、と思ったところ日が折悪しく、8月15日。何が悪いかというと向こうでは祝日なのだ(日本が無条件降伏した日=解放の日)。
市場だから全部が全部休みという事はないんじゃない?という現地の情報を頼りにとりあえず行ってみた。確かに半分位閉まっていて人影もまばら、普段のごった返す市場の雰囲気からするとちょっと余裕かな?という感じではあったがまあ開いている問屋を片っ端から覗いて、エアガンのあるところはとりあえず突入して品揃えを見てきた。
なにせ与えられた時間は往復の移動含めて1時間半という、ミッション・インポッシブル並にタイトなスケジュールだった為ほとんど駆け足で問屋エリアを2往復し、結果4件ほどそれなりに置いている店を見つけたのだが、期待したほどの物は無かった。主流はSIGだのM92FだのS&Wだのの今っぽいオートで、M1910や25オートといった往年の名銃はこと問屋では全く見かけなかった。1件は看板にアカデミー科学のロゴを掲げてる位アカデミー製品が充実していたんだけど、そこでもそんな状態。他はマルイ電動・ガスブロと中国製の怪しいヤツが半々だったりで、イマイチ国産の勢いを感じなかった。
まあコッキングのK1・K2・K3と電動クリンコフはちょっと気になったけどね。食指が動いたのはその位。
今回は購入はハンドガン限定と決めていた為、結局何も買えず終い。ただしそれ以前に途中通りすがった駄菓子屋でM93Rのコッキングを見かけたりしていたので、もしかしたら市中の小売店をマメに回ったら流通在庫で変なのを見つけることが出来たかも知れない。
まあ、今回市場突入が祝日だったこともあり、もしかしたら平日の問屋がフル稼動している時だったらもっとネタ銃を発見出来た可能性も無いとは言えないので、まあまた次回も時間が作れたら再突入を果たしてみたいと思う。
posted by 紅中兵 at 22:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

18禁の玩具

といってもアダルトグッズの話ではない。拙ブログで触れるからには当然の如くエアーガンのお話である。

法令で決まっている以上はしょうがないので、何もそれに抵触しろとか破りなさいという意図は全くない。寧ろ、法のあり方についての意見・放言そして警鐘のつもりである。

昨年の法規制が始まる以前から、特に10才以上として作られた物以外はエアーガン全般18才未満禁止だった筈だ。とはいっても実際には誰でも買えた(一部ショップではきちんと年齢確認をしていたけど)。
買ったら撃ちたくなるし、同じような仲間が入ればじゃあ集まってやるかってな事で内輪でのゲームをその辺の公園とかでやってた人もおり、私も何件か見聞した事がある。
ただし、単に飛び出す弾を相手に当てるっていうだけで一般的なルールを知らないでやる事は危険もまたある訳で、私が知っている例では非常に人の往来が多い公園でやっていた(ほとんど「人が来ない間隙を縫って撃つ」のレベル)とか、ゴーグル無しで電動を撃ち合っていたりというのを見たり聞いたりしたが、我々が普段やっているサバゲから考えるとこんなのはいつ事故に繋がってもおかしくない非常に危険な状態だ。

チームに入ったり定例ゲームに参加したりっていうのは自分達流儀で出来ないから窮屈だとかゴーグル買わないといけないから負担だとかいう考えも働くのだろう。でも、最低限守らないとあとで後悔しても遅い事になる。そういった事を覚えて内輪ゲームに生かす意味でも最初はきちんと運営しているところに参加して欲しいと切に思っていたが、以前でも参加資格は18才以上と定めているところもあり、意識は持っていても結局内々でやる事を余儀なくされていた人達もいたのではないだろうか。

それが今回キツキツに法的に絞められる事になった。とはいえ多分隠れてコソコソやる中学生・高校生は結局存在するんじゃないかと思う。
そして以前よりおおっぴらに出来ないだけに尚の事、内々だけになるだろうという事が予想される。

それ故、どちらかというと保護者・成年の監督下でなら使用可・遊戯可、としてこの枠内でならおおっぴらにサバゲが出来る様にしてやったらどうかというのが私の意見だ。
それならば隠れてやる必要もないし、経験者のいるところで遊ぶなら自然と基本的ルールに触れより安全に行う術を知る事が出来るからだ。

俗に言う「反動勢力は締め付ければ締め付ける程過激化・先鋭化する」という奴である。然らば法の中に取り込み合法化する事で寧ろコントロールが容易になるという定理を適応したらどうなのかな、と思う次第である。

昨年時々お邪魔していた他チームさん主催ゲームの中には、親子3人(子供は小ー中学生位?)が全員揃って参加している家族がいたりして、ああこういうのって良いなーと思っていたが法規制以後は見かけなくなってしまった。家族皆で楽しんでいたのに可哀想だな、と今でも時々思い出す。
posted by 紅中兵 at 00:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

日和見修正主義のススメ?

ようやっと陽気が暖かくなって来た。
ガスガンも日和見ゲーマーもそろそろ活動を開始する時期である。
が、昨年の規制強化の影響か、イマイチ立ち上がりが悪いようだ。
これは何も我軍の活動に限ったことではなく、我々が遠征している他チームさん主催ゲームでも目立って参加者が減ったところもある。数年前とは常連の顔ぶれもだいぶ変わってしまった。
ごく一部の不心得者の所為で、何かとても危険な遊びの様に印象付けられてしまった感があるが、折に触れ述べている様にきちんと安全対策を執り、ルールを厳守させていれば決してそんなことはなく、寧ろ他のスポーツの方がよっぽど怪我とかの危険性が高いじゃないかと思っている。
いい歳した大人が我を忘れて夢中で遊べる事なんて早々ないだろう。先日のオールコッキングハンドガン戦なんか良い例だ。極度の緊張と一点集中、そして訪れるカタルシス。
我軍メンバーの大半はこの醍醐味を知っているから、他チームに比べて極度に電動化率が低いのだ(皆持ってない訳じゃないんだけど、あまり使いたがらない)。
単に勝ちに行きたいなら電動を使えば良いのはわかっているのだが、量ではなくて1ゲットの「質」を求めるが故に敢えて不利を承知で挑んでしまう。これは敵との戦いであると共にまた、自分との戦いでもある。と、最近横着して時々マルイの93Rを使い「やっぱ電動は楽だね〜。食えるね〜」なんて言ってる私は自省しつ思う。
(・・・だってマルシンのブローバックM712が使えないんだもん)

最近はこれまでモデルアップされなかった銃が出てきたり、出来の悪かった奴がリメイクや他社から現在の最新技術を導入されてよみがえったりと、メカの方面では嬉しい状況が続いているのだが、肝心の使い手たるユーザ側がイマイチ元気がない様である。
雑誌で煽られて乗せられるのも馬鹿らしいが、ファン層が減ってしまっているのは寂しい次第ではある。
ウチは銃好き・軍装好き・とにかく体動かしたい、どんな層でも参加OKである。
迷ったらまずはいらっしゃい。でもウチで楽しさを覚えたら他所では物足りないと思うよ。
posted by 紅中兵 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

ブローバックモーゼル、発売前夜?

昨日、マルシンから新製品予約販売のお知らせが新製品ポスターと一緒に来た。
対象はSIG-210とM2カービン、そしてM712ブローバックである(あとガバのシルバーもんも載ってたな・・・)。
こういう案内が出せるという事は、販売は確実(しかも近日中)は堅いところなのだろう。
SIGは別として、全部8mmなのが残念なところである。もし6mmだったらM2カービンも買ってたかも知れないのに・・・

ちょうどポスターの裏面に今回の法規制の基準による初速の違いが記載されていたので、ここでもお断りしておく。
法制度上は弾の断面積も算式に考慮されている為、8mmだと1.64J(0.34g弾で98m/s以下)までとの事だが、我が人参軍は弾の大きさは考慮しない。従って8mmであっても1J未満でなければゲーム使用は認めないので、勘違いしない様に。
レギュレーションの項目にもその様に書いてあるのだが、念の為ここでも記しておく。
ま、今まで人参軍主催ゲームに8mm銃を持ってきた人はいないんだけどね。
posted by 紅中兵 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

・モーゼル対決「フジミ対マルシン」

 私はかれこれ10年以上前にメインアームをモーゼルに持ち替え、以来今日までずっとゲーム時は常にモーゼルと共にある。
(まあ年に数回位は電動も使うけど)
当初はマトモに使えるモーゼルといえば絶版のフジミしかなかった。これは88年に世に出た物なので、基本構造に古さを感じさせる部分もあるが何と言っても「セミ・フル切り替え可能なモーゼル」というのが最大の利点であり、かつM712というモデルを名実共に再現している点は唯一の存在として評価される。
しかしながらその古さ故の弱点も多数有しており、その運用面での性能から鑑みると昨今のオークション等では伝説だけが先行し必要以上に高値が付いている様な気がしてならない。
そこで、私の使用感に基づいてではあるが2001年に出たマルシンMAXIモーゼルと比較してどうか、というのを明らかにすべく今回の一文を記してみた。

フジミモーゼルの長所
・セミ・フルオートが切り替え可能
 いうまでも無く最大のメリット。今でこそ電動ハンドガンも登場したが、既に80年代の時点でハンドガンサイズでフルオートが可能というのは画期的だったのではないだろうか。とにかくここ一発という時のフルオートは圧倒的である。
・マガジンが軽く、安価
 ガスタンクはグリップ内なので、マガジン自体の中身は単にパイプ状なだけだから非常に軽く、10本とか携帯しても全然重くない。構造も単純だから値段も安く、確か当時はロングマガジンでも¥1000切る値段だった。しかし今では欲しくても入手するのが困難という事情が・・・
・リキッドチャージ・外部ソース運用の切り替えが可能
 ガス喰いの欠点を補う事になるが、状況により使い分け出来るのはある局面では便利である。
・トリガープルが軽い
 MAXIシリーズが重いのと対照的に、BVの強みで非常に軽い。命中精度の良さはこの点にも起因してるかも。

フジミモーゼルの短所
・ガス燃費悪し
 とにかくガスを食う!ゲーム2〜3日で1缶カラになる程。またガス消費量が多いという事はその分低温に弱いという事でもあり、以下諸般の問題にも繋がっていく。
・マガジンリップ部の構造が弱い
 後期型は改良されているとはいえ、基本はマガジンリップ部がゴムの弾性に頼る構造により、長時間銃に装着しているとここが伸びてBB弾を保持出来なくなってしまう。またゴムが伸び切ってしまったり少し切れたりすると使用不能に陥る。付けっぱなしでホルスターにぶち込んでおくとかはリスク高いのでサイドアーム運用は辛いだろう。私はいつもゲーム開始後に装着し終了したらすぐ抜く様にしてるが、マガジンを抜く度に4発づつこぼれる(BV式ではマガジン抜いたら弾がこぼれるのは当たり前)ので、何度も付け外ししてると36発しかない装弾数が更に少なくなってしまう。
・HOP機構が無い
 今のご時世にこれは辛い。初速も60m/s台な事と相まって飛距離は明らかに短い。その分タンジェントサイトが有効な訳だが・・・
・夏場以外の動作が不安定
 基本的に、9月後半頃からはもう外付けを意識しないといけない。また折角のセミフル切り替えも不安定になり結局セミオートはバーストになっちゃったりする。それでも何とか弾が出ればまだ良いけどただシューシューガスが出るだけで撃てないのでパワーソース外付けにしないといけなくなり、下記弱点が発生する。
・リキッドチャージで動かない季節は、「外付け禁止」レギュのゲームで使えない
 また、仮にOKでもホースがからんだりあちこち引っ掛けてしまったりという使いにくさはあるので、やっぱヒモ無しリキッドチャージの運用が出来るのが一番。
 ちなみに外付けとはいってもフロン缶ブースター(デラックスタイプに付属)やGガス(Wレギュレーターも可変も試した)では厳冬期だとリキッドチャージと同様の症状になり結局撃てない。スーパータンクだと雪が降り積もっている中でも使えたよ!でもハンドガンを運用するのにスーパータンク背負う?
・マガジンはじめ、各パーツ入手困難
 この辺が高値の原因かも。とにかく運良く手に入れたら大事に使いましょう。
・セミオート結構不安定
 結局ガス気化が不安定な影響を受けてこれも発生する。上でもちょっと書いたが、過信はしない様に。インドア戦とかハンドガン戦でセミオートオンリーの時にふいにバースト射しちゃって肩身の狭い思いをする事もしばしばだ。

ガス消費量の悪さとマガジン構造、そしてHOP無しの3点が最大のネックだろう。
以下に述べるマルシンMAXIモーゼルも短所は3つだが、フジミの場合個人ではかなり克服困難(HOPは工夫出来そうなので除くとしても)な問題ばかりであるのが致命的だ。特にガスの問題さえクリアになれば半分以上は解決なのだが・・・

マルシンモーゼルの長所
・ガス燃費が良い
 これはすごい。フジミモーゼルとは逆に、ロングマガジンにフル充填してるとゲーム2〜3日はガスチャージ不要で使い続けられる程。
・パワーも十分、可変HOPもあり射程で電動に負けない
 これもかなりポイント高い。初弾で外さなければ電動も恐くないし、撃ち合いになってから勝利した事もしょっちゅうあるのだ!
・マガジンはじめパーツ類の調達が容易
 まだ現用ですからね。もっとも壊れるところもほとんどないけど。あっ初期の頃なのか、特定ロットで鋳物パーツがもろいのがありタンジェントサイトが折れたりが多発してるのでそれだけ注意!
・命中精度、実は結構良い
 MAXIシリーズはパワーだけみたいな評価をされがちだが、他のは知らないがことモーゼルに関しては命中精度もかなり信頼がおける。
 私はマルイのSOCOMと比べたらほぼ同等だったのでSOCOMを売ってしまった位。その為、トリガープルの重さというマイナス要因が非常に残念。

マルシンモーゼルの短所
・パワーがあり過ぎる
 これが最大の難点。夏場はレギュオーバーで使えない事がある。その為に短銃身ボロモーゼルを作り夏場対策としているが、今まで1度だけそのボロモーゼルですら1Jを超えた事がある(ホンットに暑かった夏)。カスタムパーツ屋でパワーダウンバルブ出してくれたらマガジン本数分買うんだけど・・・(10本以上あるよ)
・M712をモデル化してるのにフルオートが無い
 MAXIモーゼル紹介のところでも書いてる様に、原型がモデルガンをまんま流用してるからしょうがない部分ではあるけど、マルイみたいにリニューアルついでに新規金型でC96タイプにしてくれてたらもっともっと思い入れを持てたのに・・・
・トリガープルが重い
 MAXIシリーズ共通の事と聞いているが、とにかく重い。片手で撃つと慣れてない人はこの所為で狙いが狂う程。シングルアクションにすればストロークが短くなりだいぶ楽になるので、私はできるだけシングルアクションを使う様に心掛けている。
 まあストックホルスターを付けてがっちり肩付けすればかなり改善されその命中精度を発揮できるので、実銃同様ストックホルスターの使用が望ましい。

・・・という訳で、実はマルシンMAXIモーゼルって結構ポイント高いのである。3つの欠点さえ克服出来れば最高完全な存在といっても良いだろう(まあトリガープルはそんなに致命的でもないし、フルオートはどちらかというと要望に近いのだが)。
欲を言えば、これら欠点を克服した決定版のモーゼルをどっかで出してくれると嬉しいのだが。
どちらのモーゼルも4丁以上持っているので、新しいのも出たら必ず4丁は買いますよ。
posted by 紅中兵 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

2006年のモーゼル?

マルイ電動新シリーズ第一弾のMP7、フィールドでも何度か見かけたが中々良さそうであるのでちょいと調べていて気がついた。
実銃の開発コンセプトって、そこはかとなく我が愛用のモーゼル拳銃(それもM712)に酷似しているではないか。

曰く、片手及び両手で使えてセミオート・フルオートの切り替えが可能である事
曰く、短機関銃としては勿論、ストックを使用しカービンとしての射撃も出来る
曰く、射程、命中精度、貫通性能が高い事・・・

以上がMP7についてのNATO開発要求(抜粋)なのだが、では以下、モーゼルではどうなのかを比較してみよう。

最初のは元が拳銃なのだからいうまでもないだろう。セミ・フルの切り替えはスペイン製のコピーが先に採用していたのだが主な輸出先である中国では殊の外好評、で負けじとモーゼル社でも後付けでフルオート機構を組み込んだのがM712である。勿論右手だけで握った状態で切り替えが出来るのはいうまでもない。

次のもご存知の方には当たり前の事である。モーゼルは、というか拳銃の黎明期であるその当時は拳銃にストック装着が結構流行っていたのであるが、ストックとして、ホルスターとしてまた銃との着脱をして、いずれの場合も他の同種の物よりも洗練されていると感じるのは私だけだろうか。
次の項目とも関連するが、当時最強最速だった弾丸の性能と相まって他のストック装着可能な拳銃よりはよりカービンとしての性能は抜きん出ていた。タンジェントサイトはその為にある、という人もいる位だ。
そこにフルオート機構を組んだ訳である。よく「フルオートは銃口が跳ね上がって云々」とは言われるところだが、所詮2次戦頃までのSMGは多かれ少なかれそうだったんじゃないだろうか?
(セーラー服と機関銃のポスターにあった薬師丸ひろ子は、M3で撃ち切って跳ね上がりきった瞬間のポーズとか聞いた事があるぞ)
独逸武装親衛隊は実際にMP40配備数の不足から、SMGの代用として使っていた訳だしね。

最期の奴はちょっと説明が必要かも知れない。
射程についてはまあ半分ハッタリとしても1000mまでのサイトが搭載されている事からもわかるだろう。勿論ただ飛ぶだけじゃなくて精度も無ければ意味がないのだが、GUN誌などの各レポートを読んでいると、ライフリングがボロボロになってしまった今の奴じゃなくてちゃんと当初の性能を有しているならかなりイケてたであろう事が伺える。
SYSTEM MAUSERだったかには500mで人間程度には当たりそうな記述があると聞いた事がある(この本探してますが中々手に入りません。たまに出てくりゃ数万円だしね!)。
貫通性能については、もうたぶん10年以上前になるかも知れないがアメリカで、トカレフ弾が防弾チョッキを貫通してしまうという事で大騒ぎになった事があった。そう、トカレフ弾こそ実はモーゼル弾なのである。

まあ、実銃モーゼルは結局多用途を追求しすぎてどれも中途半端であったとも言われるが、求められる基本コンセプトは時代が移ろっても不変であったという事だろう。
なるほど、宇宙戦争の時代まで使われる訳だ(スターウォーズね)。
posted by 紅中兵 at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | メカ談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする